松山市文京町の愛媛大ミュージアムで夏恒例の「昆虫展2016」が6日に始まり、家族連れなどが楽しみながら学んでいる。10日まで。
 農学部環境昆虫学研究室の学生が中心となり毎年実施。今年は「虫をとる」をテーマに、トラップ(わな)など採集方法を展示しているほか、約120万点もの標本がずらりと並ぶ。子どもたちは学生スタッフの説明を熱心に聞いたり、ふれあいコーナーでカブトムシやクワガタに直接触ったりしていた。
 学生スタッフの農学部4年の学生(21)は「世界中の珍しい昆虫の標本を展示しているので、ぜひ見に来てほしい」と話した。
 愛媛大附属高校理科部生徒の企画・運営による「水生生物展」も同時開催。松山平野の身近な水生生物を展示している。